――“売れたその先”に待つもの
Mrs. GREEN APPLEは、すでに「売れるバンド」という段階を超えた。
フェーズ2で示したのは、復活でも再挑戦でもなく、完成度の証明だった。
では、その次。
ファンの間で語られる「フェーズ3」とは、ミセスにとって何を意味するのだろうか。
フェーズ3の本質は「定着」と「深化」
① ヒットより「存在感」が重視される
フェーズ3のミセスは、
毎回チャート1位を狙う必要がなくなる。
- 曲が流れると「ミセスだ」と分かる
- 世代を問わず名前が通じる
- 流行語のように消費されない
これは
国民的アーティスト化の兆候でもある。
売れ続けることより、
「そこにいるのが当たり前」になる段階だ。
② テーマが“外向き”から“内向き”に戻る可能性
フェーズ2では、
- 大丈夫
- きっと上手くいく
- 君は君でいい
という、外に向かって手を差し伸べる曲が多かった。
フェーズ3では、その反動として、
- 成功した後の孤独
- 期待され続ける重さ
- 大人になることへの戸惑い
といった、
より個人的で内省的なテーマが増える可能性がある。
これは多くの長寿アーティストが通る自然な変化だ。
③ 「売れる形」から自由になる
フェーズ2では、
- タイアップに最適化された構成
- 一聴で分かるサビ
- 強いメッセージ性
が意識されていた。
フェーズ3では、
- アルバム単位での物語性
- 実験的な構成
- 静かな曲の比重増加
など、
“余裕”から生まれる挑戦が可能になる。
売れることを証明し終えたからこそ、
「残したい音楽」に向かえる。


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